漫画「パリピ孔明」の諸葛亮孔明の持つ魅力と本編の魅力について!

五丈原にて病疫によってその命を全うした天才軍師・諸葛亮孔明。

もし今度生まれ変わるのならば、天下泰平の世でと、その命を閉じた彼が目覚めたのは、なんと現代の渋谷だった。

戦乱の世を知略によって渡り歩き、小国蜀を瞬く間に大国と成した知性の英雄が、転生した時代で見出したのは、なんとアイドルプロデュース。

駆け出しのシンガーソングライター・月見英子の夢を叶えるが為に、諸葛亮孔明は知力の全てを出し尽くし、魍魎跋扈する音楽業界にて海千山千の活躍をする彼の魅力について語りたいと思います。

知将・孔明の魅力について

諸葛亮孔明・・・かつて三国志の時代においてその知略と才能を持ち、多大なる功績と偉業を成した英雄。

そんな彼がもし現代に蘇ってしまったらと、異世界転生ではなく、現代転生してしまった三国志の英雄が、なんとアイドルをプロデュースすると、戦乱の時代と打って変わっての、まったく真逆の音楽業界の戦乱へと挑む。

そんな諸葛亮孔明の活躍が見どころとなる漫画「パリピ孔明」。

そんな主人公となる孔明は、現代社会に困惑する事無く、現代社会に溶け込んだ生き方をすると、実にしたたかな姿を見せていきます。

英子からスマホの操作を教わり、現代社会のツールを学び、情報を収集し、しれっとしながらに現代を満喫していきます。

臆する事無くに未知なるものを受け止め、それを吸収し学ぶと、まさに孔明としての活躍を見せていく、そんな彼の魅力は、英子を世界一の歌姫にする事。

現代に迷い込んでしまった自分に道を示してくれた彼女の為にと、その身を持って、彼女の為に尽くそうと、天才軍師の才能と知性を使い活躍する彼は、あらゆる問題を解決していきます。

ただ敵となる相手を倒すのではなく、その相手にも新しき道を示し、また英子が悩めば、彼女の成長の為にと、道を示し、選ぶのではなく、選ばせて歩ませる策を示していく活躍が見どころとなります。

ただ勝つのではなく、成長を持って勝利し、対峙した相手と解り合う結末を迎えると、戦乱の孔明ではなく、現代の孔明の姿を見せる、本編の孔明は、太平なる時代の軍師としての活躍を見せていきます。

ヒロイン・月見英子の魅力について

「パリピ孔明」の中心的なヒロインとなる月見英子は、憧れていたシンガーソングライターを目指す女性として登場します。

自分を絶望の淵から救ってくれた、アメリカの歌姫マリア・ディーゼルみたいな歌手になりたいとする英子。

しかしオーディションに度々と落選し、所詮は夢と半ばあきらめかけていた中で、現代転生した諸葛亮孔明と出逢い、彼に振り回される様にしながら、歌姫としての才能を開花させていくと、成り上がりかつ成長を見せていくヒロインとして物語を見せてくれます。

その歌には多くの人を魅了し、力づけてくれる才能があると孔明が信じ、自分を推してくれる人の為に、頑張ろうと、努力しようとする彼女。

現実的で自分に自信がないと、諦めがちなその性格を変えていき、自分の信じる世界を広げ、成長していく姿は、力強いアイドルとしての魅力を持つヒロインとも言えます。

ただ歌うのではなく、歌で何を伝えるのかと、歌で何を伝えたいのかと学び、そして歌う事の意味を知っていく彼女と、かつて将来に希望が持てなかった英子が、孔明と出逢い、彼の絶望を救い、希望を持たせた才能を開花していく、成長していくヒロインとして成り上がりが、本作の見どころとなります。

孔明と英子の歩み挑む夢の魅力について

アイドルを目指すと、簡単なように見えて、とても難解な夢であるアイドルこと世界一の歌姫への道。そんな夢を叶えようとする英子と孔明と、二人の活躍が本編の最大の見どころでもあります。

片方が幾らに頑張っても、決してなしえる事の出来ない、壮大な夢。

例え孔明が策を練っても、英子の努力が実を結ばなければ事はならず、また英子がどれだけに努力しても、孔明が策を練り、事態の解決へと思考を働かせなければ、その攻略は見えないと、二人で一つの存在である英子と孔明。

言うなれば二人はコンビであり、相棒と相方でもあるのです。

二人は一人と、共に抱いた夢を信じ、その夢を推してくれる孔明と、そんな彼を信じ、背中を預け前へと向かう英子。

かつての三国志の時代に生きた君主の夢を再現させようとする孔明の夢と、誰かを救える歌姫に成りたいとする、英子の無垢なる夢が、どれだけに大きく途方もなく、壮大なるものとしても、歩みを止める事なくに、互いを信じて夢を叶えようとする二人として、この物語を魅力的にしてくれています。

先が見えない、また読めない夢を叶えようとする二人。立ちはだかる難問や難解の答えを見出す孔明と、その答えを知らなければいけない英子。

二人がどんな成長を遂げていくのかと、注目な内容となっています。

パリピ孔明を読んでいく魅力について

パリピ孔明と、異世界転生モノの新しい新ジャンルとなる、偉人による現代転生をテーマにした内容であり、戦乱の時代で名を馳せた英雄が、現代でどんな活躍をするのか、してみせるのかと、新たなる可能性と活躍を見出していく作品でもあります。

しかも孔明が活躍するのが戦場ではなく、音楽業界と、全くに真逆の油と水となってしまう世界。

そんな音楽業界でどんな活躍をしていくのかと、そしてどんな出逢いをし、そして彼がどれだけに学び、また多くの人を成長させていくのかと、その物語に本作の魅力があります。

孔明は決して万能の人間ではなく、万能であろうとした人間として描かれ、したたかに、そして狡猾にと動き、人心を掌握する姿が魅力的なのです。

彼がどんな事を現代でなしていくのかと、そんな彼の活躍に注目したい作品です。

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