「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ第4部の魅力を紹介【ネタバレ注意】

今回は荒木飛呂彦原作の大ヒットバトル漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズの中で個人的に一番好きな4部の魅力を纏めたいと思います。

キャラクターやストーリーなど他のジョジョシリーズとは少し特色が違う部分が数多く存在しているので、まだ読んだ事がない人に向けて魅力を伝えられればと考えています。3部から登場したスタンド能力の他にミステリーの要素がプラスされたストーリーはかなり面白くのめり込める事間違いなしです。

主人公東方仗助の魅力

第二部の主人公ジョゼフ=ジョースターに隠し子がいたという部分から物語が進展していくのですが、世界観がなんだか不気味で面白いです。

主人公の仗助はリーゼントに学生服という出立ちなのですが、根はとても誠実で優しい男なのでかなり好感を抱かせる存在です。

スタンド能力はクレイジーダイヤモンドという治す能力で色々なモノや傷を治してしまう素晴らしい能力であることも魅力的です。この能力の何がすごいかというと、まず自分以外の人が瀕死の重傷を負った場合一瞬で治療する事ができるのです。

でも死んでしまった人は治療できないので、そこは残念な部分です。


人間の体以外にも物体を直す事ができます。物語の中でも登場するのですが、バイクを一度バラバラにしてまた元に戻すという様なこともできるのがすごいです。

このクレイジーダイヤモンドは戦闘能力にもかなりのものがありバトルシーンも白熱した戦いを見せてくれるので、とても大好きなスタンドです。シリーズ通して人気が高いスタンドなので、もし一つスタンド能力を貰えるとしたらこのスタンドを選ぶかもしれません。

一番感動したのは仗助の相棒である?泰が戦いの最中に瀕死の状態になり、もう死んでしまったかと思いきやこのクレイジーダイヤモンドで奇跡の復活を遂げた場面です。なかなか?泰が目を醒さなかったので完全に死んだと思い込んでいました。

漫画家岸辺露伴の魅力

第4部には魅力的なキャラクターがたくさん登場するのですが、中でも人気なのが岸辺露伴の存在ではないでしょうか。

自分もこの露伴がジョジョの奇妙な冒険シリーズの中で一番好きなキャラであり、とても魅力的を感じます。

彼は漫画家を生業として生活しているのですが、少し変わった思考の持ち主な部分が特徴です。漫画のためだったら色々な事を試したくなる性格で一番度肝抜かれたのは蜘蛛の生態が知りたくて蜘蛛の胴体を割って内臓を舌の上で舐め回していた場面には若干引きました

味がどういうものなのか知りたかったらしく漫画に反映できそうだと話していたので、この行動にすごく興味が湧きました。

そして、露伴のスタンド能力なんですが、ヘブンズドアーという能力で対象者のことを本に変える事ができて情報を読み取る事ができるので非常に魅力的な能力です。

しかも本になると対象者の意識は気絶状態で、これまでの人生やプロフィールの情報を読み放題なのでとても便利です

本になってしまった対象者の空白のページに露伴が新たな情報を書き込むこともできるので、そこがこの能力の最大の魅力です。書き込まれた情報によってその人物の新たな特徴が植え付けられてしまうのは難題ですね。

どんな情報でも書き込まれたらその通りに行動したりするので色々な応用が効くという部分にも魅力があり最高です。

殺人鬼吉良吉影の魅力

第4部のラスボスの位置にいるのが吉良吉影なのですが、このキャラクターもかなり独特でおかしな部分がたくさんあり魅力的です。

まず吉良吉影のスタンドはキラークイーンというもので爆弾を操る能力です。戦闘場面でかなり手こずる能力なので必見です。

彼は目立たず平穏に暮らしたいという性格で幼少の頃から、わざと徒競走や学問などで中間の3位を取ったりしていた部分にかなりの狂気を感じました

そして、人間の手にとてつもない愛情があるらしく、殺した人間の手を切断して持ち歩いているという特徴があるのもおかしな部分です。

シゲチーが買ったサンドイッチの袋と吉良吉影が切断した手を入れていた袋が同じだったことで、なんの因果か取り違えられてしまい吉良がシゲチーを追いかけ回す展開が最高に緊迫感がありハラハラしました

結局吉良は切断した手を取り返すことに成功するのですが、シゲチーが吉良のことを見つけてしまいバトルが開始してしまった部分で嫌な予感はしてしまいましたね。シゲチーが吉良の存在を見逃していれば普通に生きながらえたと思うとやるせない気持ちです。

吉良のせいで重傷を負ったシゲチーが傷を治してもらおうと仗助に会いに行こうとする場面がまた切ないです。シゲチーは中等部で仗助は高等部だったことから場所がちょっと離れていて簡単には会いに行けなかったのが死因でしょうか。

物語の終盤では吉良が殺人鬼だとバレて顔を変えて街に潜伏することになるので恐怖が常に付き纏っている感じで目が離せませんでした

シゲチーの能力で宝くじを当てる

仗助は、ある日シゲチーという中等部の生徒がスタンドで小銭を稼いでいる姿を目撃するのですが、このシゲチーというキャラがとても気になる存在です。

シゲチーの能力はハーベストというもので小型のスタンドが何匹もいて一気に命令する事ができる素晴らしい能力です

このスタンドを使ってシゲチーは「街に落ちている小銭を集めてこい」とハーベスト達に指示を下してお金をせしめていた場面に注目しました。

その後、仗助達に出会ってハーベストの力を使い宝くじの券を拾ったことで話が急展開を迎える場面は必見です。

なんとこの宝くじが大当たりしていて大金が手に入るのです

換金をしに行く場面も面白くて宝くじの券をどこで買ったのか?や購入者の名前などいろいろな確認を宝くじ業者にされて仗助がその質問を乗り越える姿にかなりの達成感がありました。

見事換金した後はシゲチーが全額せしめようと企てるので、またしてもトラブルに発展していく姿が最高です。

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