尾田栄一郎原作の大ヒット漫画作品ONE PIECEがどうしてこんなに日本人から愛されているのかを色々と考えてみました。
キャラクターの設定や背景。悪魔の実の存在。ひとつなぎの大秘宝ワンピースの正体。ラスボスが誰なのかなど沢山の伏線があるので自分の予想を交えながら記していきたいと思います。
ワンピースのエンディングについても予想ではありますが考えてみましたのでその点についても参考にしていただければ幸いです。
まずワンピースの面白さについてまとめます
週刊少年ジャンプで初めて登場したのがワンピースの前身であるロマンスドーンという読み切り作品です。
主人公はワンピースと同じルフィで海原に出て海賊をやっつけるバトル漫画でした。これが好評でワンピースの連載がスタートします。
まずワンピースの何がすごいかというとジャンプの人気投票アンケートというものが毎回あるのですが初登場からずっと一位だという点です。
かなりの大型新人ということで編集部でも話題沸騰だったらしいです。たしかに初期のワンピースはコマ割りもスッキリとしていて、とても読みやすく物語の展開がテンポ良く進んでいくので大ヒットするのはわかります。
少年漫画らしくバトルに特化した感じで悪魔の実という食べると特殊能力が備わる設定もとても面白い部分です。ルフィはゴムゴムの実という果物を食べて体がゴムのように伸び縮みするので打撃系には無敵である特性があるので肉弾戦はかなり得意です。
他にも雷を操るゴロゴロの実や身体がパーツごとに分裂するバラバラの実、砂になるスナスナの実など悪魔の実には無数の可能性がある部分も読者の興味を引いた部分ではないでしょうか。
それから海賊という設定も面白ポイントの一つです。いくつもの島を巡っていくので一つの島で起こる出来事が区切りよく進んでいくのも特徴です。
作者曰く描きたい話が浮かんだらその設定の島を追加すればいいと何かの取材で答えていたのを覚えています。よって続けようと思ったら無限に続けられるという点もワンピースの素晴らしい特徴ですね。
ワンピースに登場する魅力的なキャラたちの存在
ワンピースにはたくさんの仲間やライバル、敵キャラたちが登場するのですが、その一人一人のドラマが魅力的で素晴らしいです。一番魅力的なのが麦わらの一味というルフィ率いる海賊団の存在です。
ルフィの初めての仲間でもあるゾロは海賊狩りの異名を持つ大剣豪です。世界一の剣豪になるのを夢見ているのですが幼馴染を亡くしているという過去があり悲しみを背負っています。
形見の刀を引っ提げて王下七武海の1人でもある鷹の目のミホークとのバトルは必見です。力の差をこれでもかと見せつけられるので、そこで改めて世界の広さを感じること間違いなしです。
そして、航海士でもあるナミの存在です。彼女はアーロンという魚人の海賊に脅されていたのですがルフィがアーロンを倒したことで仲間になる展開が熱いです。
次に嘘つきのウソップです。彼は麦わらの一味の中でムードメーカーとして存在しています。ヘタレな性格で逃げてばかりいるのですが、いざという時正義感に駆られてちゃんと戦ってくれる部分も魅力です。
そして料理人サンジです。彼は海のコックとしてルフィたちの仲間になるのですが料理の腕が一流で、一味にはなくてはならない存在です。無類の女好きという部分がたまに傷ですが面白い存在です。
その他にも船医であるチョッパーや船大工のフランキー、音楽家のブルック、ニコロビンなどたくさんの仲間たちを引き連れて旅をする展開から目が離せません。
悪魔の実の能力者とのバトルと作品内でのラスボスの存在
ワンピースという作品には強敵が数多くいるのですが、それらと麦わらの一味が戦う展開が一番の見どころではないでしょうか。
初期の頃は悪魔の実に特化したバトルが展開されていきます。ルフィのゴム特性を活かして空島でのゴッドエネルとのバトルは痺れました。
ゴロゴロの実は雷ですからゴムは電気を通さないという特性でエネルにとっては唯一無二の天敵としてルフィが君臨しているのが堪らなく面白かったです。
アラバスタ編のクロコダイルとのバトルはスナスナの実の特性が砂なので手に水を含ませてルフィが殴り倒す展開にあっぱれでした。
新世界編に入るとロギア系の悪魔の実の能力者に対抗するための秘策として覇気という設定が出てくるのも魅力の一つです。
武装色の覇気を使うと触れることができないロギア系の能力者ともバトルができるようになるので悪魔の実の相性を度外視することができて更に面白さが増していきます。
そして、自分が一番気になる部分はラスボスの存在です。噂で聞いたのですが、ラスボスはワンピース第一話にもうすでに登場しているという話があるみたいです。
となるとある程度キャラは絞り込まれてくるのですが、自分の予想としてはやっぱり赤髪のシャンクスがラスボスにはふさわしいのかなという気持ちでいっぱいです。
ルフィと関係があり、麦わら帽子を返すという約束もしているので何となくそう思いました。
まだシャンクスの能力が明かされていないという部分も未知の強さを物語っていると思います。
ルフィのせいで片腕を失っているという部分も何かしらの秘密がありそうで気になるポイントです。
ひとつなぎの大秘宝ワンピースの正体
ワンピースのエンディングで、その謎が明かされると言われているひとつなぎの大秘宝ワンピースなのですが、それが何なのかを考えてみました。
まず今明らかになっている情報をまとめます。作者曰く、今までの思い出など抽象的な表現ではなく、ちゃんと宝物として存在しているらしいです。
初めは自分も思い出的な感じで終わらせるんだろうなと考えていたのでこの発言には予想外でした。
ひとつなぎの大秘宝と銘打っているので、この言葉の解釈を少し変えて人繋ぎと変換して人々の関係を修復する何かなのではないかと予想しています。
やはり人々にとって何が幸せかと考えると世界平和だと思うので人々をこのアイテムで繋いで全ての人を平和にできると考えています。
この大秘宝ワンピースがあるとされている島の名前がラフテルという部分も何かの伏線になっていると見ています。ラフは英語で笑い、テルに近いワードでテールというものがあるので意味は物語です。
この点から考えてラフテルの意味は笑い話になり、平和と笑いが関係していることは間違いなさそうです。
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