冨樫義博原作「幽遊白書」の魅力的なキャラクターを紹介【ネタバレ注意】

幽遊白書

冨樫義博原作の幽遊白書に登場する魅力的なキャラクター達を紹介していきたいと思います。

幽遊白書の中には霊界や魔界などいろいろな世界が存在していて、たくさんのキャラがそれだけ存在しているので絞るのがとても難しいですが、個人的な気持ちを大切に選びたいと思います。

物語全体で見たらかなり地味でも自分にとっては好きなキャラだったりするので、ちょっとマイナーかもしれませんが、色々と自分の解釈で選んだキャラの能力だったり特徴を紐解きます。

ネタバレも多少含むと思うのでご了承ください。

桑原和真

桑原和真解説

桑原は主人公幽助の悪友なのですが、実は友達想いで優しかったりするのですごく大好きなキャラクターです。

まず友達が学校にバイトのことで問題にされて桑原軍団の全員が中間テストで赤点を取らなかったらバイトをすることを許すという条件を出されてしまった時の桑原は仲間のために猛勉強に励むので本当にいい奴です。

その後、桑原はテストでちゃんと点数を取ったのに教師が答えをわざと改竄して間違えたことにした場面は本当に腹が立ちましたね。でもその悪さはちゃんと明るみになるので展開としてはスッキリしました。

それから、やはり桑原の能力といえば霊剣です。これは霊気を剣状にして相手にダメージを与える技なのですが、これがなかなか格好いいんです。

威力は霊丸より少し劣るくらいなのですが近戦攻撃に長けていて魔界トーナメントでも結構活躍するので、すごく便利な能力です。

そして一番の彼の能力で威力があるのが次元刀の存在です。この能力は読んで字の如く次元を斬る刀です。この能力を狙って仙水達が桑原を誘拐する展開が巻き起こるので非常に厄介ですね。

桑原は自分ではこの能力を初めのうちは使いこなすことができなかったのですが段々と使い方のコツを理解していくのでその辺も面白い部分ですね。

この作品の中で一番人間味を感じるのは桑原なので大好きです。

ゲー魔王天沼

ゲー魔王天沼解説

この天沼というキャラクターは仙水編に出てくるキャラで小学生の男の子です。すごくゲームが大好きで頭がとてもいいのですごく好きですね。

まずこのキャラは仙水に唆されていたという部分にかなり同情してしまいます。仙水は言葉巧みに天沼に近づいて、どんどん自分のテリトリーに引き込んでいくので悪いヤツです。

結局仙水の呪縛からは逃れることができずに加担してしまうのである意味可愛そうなキャラクターですね。

この天沼の能力は自分の管理する空間の中でならどんなゲームもリアルに再現できるというものです。

そして、天沼はゲー魔王というゲームを使い幽助達に襲いかかってくるのですが、その時の展開がかなり熱いものです。

ゲームにはかなり自信があるようで天沼はクイズ問題などを問題を聞く前から自分の法則に則って答えていくので、あの秀才の海藤でさえも歯が立たない感じにかなりの強敵感を感じましたね。

しかし、蔵馬との勝負では天沼のメンタルが崩壊していくので、ここでのバトルは必見です。

蔵馬は天沼のゲームをリアルに再現という言葉にヒントを得てゲー魔王のエンディングがどうなるのかを思い出して天沼に打ち明けるのです。

ゲームソフトのゲー魔王のエンディングでは「ゲー魔王は死んだ」とダイレクトに表示されるので、要するに天沼はゲームに負けたら死ぬということになります。

完全に遊び半分でやっていた天沼は蔵馬に命乞いをするのですが蔵馬は気持ちを鬼にしてゲームに勝ち天沼を殺してしまうのでとても切ない場面でした。

タブーの海藤優

タブーの海藤優

魔界トーナメントの後、仙水編で登場した海藤優というキャラクターがとても魅力的です。

まず彼は蔵馬と同じ高校の生徒なのですが並外れた頭脳の持ち主で蔵馬と良く成績ランキングで競っていた男です。

こんな海藤なんですが、ある日を境に蔵馬達に牙を剥いてきます。それがテリトリーの能力です。海藤の能力は禁句タブーです。

海藤が仕掛けた範囲である設定された言葉を話してしまうと魂を取られてしまうというものです。これによって飛影や桑原、ぼたんまでもが海藤の手中にはまってしまうのでとても厄介です。

この海藤と互角に渡り合えるのが蔵馬なのですが、本当に幽遊白書の作中でかなり好きなエピソードがこの場面です。

蔵馬の発案でタブーの言葉を一文字に設定して一分経つごとにタブーが増えていくゲームを仕掛けるのです。簡単に言うと一分ごとに使える言葉が減っていくと考えた方がいいです。

この時の戦いはまさに頭脳戦で海藤の類稀なる脳みそがフル回転しているようで、とても格好良く見えましたね。

蔵馬は完全に余裕の表情で海藤を迎え撃つ気満々なのですが、残りの一文字になった時に蔵馬の変顔の餌食にされて海藤が爆笑してしまい魂を抜かれてしまう場面は必見ですね。

いつも秀才で、すかした人物かと思いきやこう言う時は屈託なく笑うのである意味人間らしくて大好きになりましたね。

浦飯幽助

浦飯幽助解説

やはりこの物語の主人公ですから外せません。

幽助は第一話であっけなく交通事故に遭って死んでしまうのですが、その後生き返る試験を受けて普通に生き返る場面がとても面白くて大好きなキャラクターです。

生き返ったことで霊界探偵として働くことになるので、そのバトルの感じも非常に興奮できるものばかりです。

剛鬼に満身創痍の身で霊丸を撃って勝った場面はとても嬉しかったですね。霊丸という必殺技が1日に1発しか撃てないという回数制限もとても面白い要素です。

この設定があることで霊丸を打つタイミングだったりがとても貴重なものに感じれて緊張感が増しますね。

特大の霊丸を戸愚呂弟に撃ち込んだシーンはこの作品の中でもかなりの名シーンになっているのではないでしょうか。

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