漫画ワンピースの中で可愛さ満点で、少し臆病なところもあるのがトニートニー・チョッパーです。
チョッパーはルフィに誘われ麦わらの一味へと入りましたが、それまでは複雑な人生を送ってきたのも特徴です。そんなチョッパーとは、どんな魅力が隠されているキャラクターなのか詳しく紹介していきます。
また麦わらの一味の医者としての顔を持つチョッパーですが、さまざまな考察や伏線があります。そこでチョッパーには、どんな考察や伏線があるのかついても併せて紹介していきます。
トニートニー・チョッパーを分析
トニートニー・チョッパーは、わたあめ大好きという異名も持っている可愛らしいトナカイで、麦わらの一味の船医です。
年齢は人間に換算すると15歳で登場し、現在は17歳で、動物系悪魔の実のヒトヒトの実を食べたトナカイです。獣型、人型、人獣型と変形でき、さらにランブルボールを使うことで変形形態の種類が増えるのが特徴です。チョッパーが麦わらの一味のもとへ入った経緯は、ルフィたちがナミの病気を治療するためにドラム王国へ寄ったことが切っ掛けでした。
そんなチョッパーと言えば、Dr.ヒルルクとの出会いが彼の人生を変えます。チョッパーは元々、青い鼻をしていて群れに馴染めずにいました。さらに悪魔の実を食べてから人でもトナカイでも存在となってしまい、どちらの世界からも受け入れてもらえなかったのです。
しかし誰からも受け入れられなかったチョッパーをDr.ヒルルクがチョッパーの心を解し、ともに過ごすようになりました。その時にヒルルクから海賊のことを聞き、憧れを持つようになりました。さらにヒルルクと出会い、初めて人の温かさに触れ、涙を流しながらパンを食べるチョッパーの姿に感動した方も多いと言えます。
しかしその後ヒルルクが亡くなってしまいました。その後はDr.くれはの元、自分が万能薬となると決め、正しい知識を身に付けるため、医学を習得していったのです。そしてDr.くれはの元で医学を習得したチョッパーは、ルフィに誘われ海へ出ることになったのです。
さらに麦わらの一味となったチョッパーでしたが、海軍からは麦わらの一味のペットと思われているため、懸賞金は50ベリーとなり、その後上がっても100ベリーです。またチョッパーの特徴と言えば、Dr.ヒルルクから喧嘩の仲直りの印として貰ったピンクのハットを被っています。しかし新世界以降は、ハットの上からヘルメットのような帽子を装着しているのが特徴です。
またチョッパーはたぬきと間違えられることをとても気にしており、間違えられると凄く怒ります。さらに性格面では天然な一面を持ち、そげキングとなったウソップを見抜けなかったり、シャボンディ諸島では容姿の違うゾロやサンジも見抜けなかったりします。また褒められると顔に出せず憎めずとても可愛いのがチョッパーの良さで、「褒めたって何も出ないぞコノヤロー」と言いつつも、その嬉しさを隠せません。
チョッパーの食べた悪魔の実の考察とナンバリングされる時期
チョッパーはヒトヒトの実を食べたトナカイですが、彼が食べたヒトヒトの実の形は明らかになりました。
なんと、その形というのが見た目が完全にキノコなのです。この悪魔の実は、チョッパーはドラム王国で見つけたのは元々分かっています。つまり、チョッパーの食べたヒトヒトの実こそ、実はドラム王国の元の国王ワポルが探し、チョッパーもヒルルクの不治の病を治すために探した「万能薬のキノコ」、だと考察できます。
また同様の動物系の悪魔の実の場合、知力が上がったという印象はないのが特徴です。一方ヒトヒトの実は、知力もかなり上がっています。そのため高い知力を得て、不治の病を治すことが可能となるのが、ヒトヒトの実の本来の意味な可能性もあります。このことからチョッパーがヒトヒトの実を食べて、結果として万能薬となり不治の病を治すというのが伏線になっているとも考察できます。
またそこからチョッパーがナンバリングされる時期も考察できます。チョッパーはまだ◯人目というナンバリングがされていないクルーの1人です。しかしもしチョッパーがナンバリングされるなら、ルフィの助けをするときと考察されます。つまりルフィに医者としての役割を求められたときこそが、チョッパーがナンバリングされる時期だと考えられます。
もしくはロジャーと同様にルフィーも不治の病になり、その病をチョッパーが治したらナンバリングされる可能性は大きいです。
チョッパーは実は幻獣種の可能性とチョッパー霧砲の考察
チョッパーは、悪魔の実のヒトヒトの実を食べたトナカイです。
しかしここで疑問に思うのは、彼が完全な人型とはならなかったところです。人里に降りれば雪男扱いをされてしまい、途方にくれていました。しかしヒトヒトの実を食べたのであれば、完全な人間になってもおかしくないはずです。
ここで考えられる可能性は、チョッパーは幻獣種の雪男ではないか、ということです。さらに言うならランブルボールを使い7段変形できるところも、普通の人間になったらあり得ないと考察できます。つまりこのことからチョッパーは、実は幻獣種となっていた可能性もあります。
またチョッパーは百獣海賊団との戦いの際、氷鬼となった人たち全員をチョッパー霧砲で治療し元の人間へと戻しています。
この技術には氷鬼にしたクイーンも驚かされていましたが、このチョッパーが人びとを救ったチョッパー霧砲を見ると、Dr.ヒルルクの奇跡の桜を思い出さずにはいられません。
国中が病んでいるという理由で雪に塵を付着させ、ピンク色の桜を咲かすというものでした。そしてヒルルクの死後は、くれはが引き継ぎチョッパーが出向するときには見事、冬島に桜を咲かせ感動を与えました。
さらに言うとヒルルクが不治の病となり、桜を見て健康な身体になりましたが、その場所はワノ国の可能性が高いです。なぜなら桜と言えば日本ですし、ワノ国可能性がかなり高いと考察できます。そしてロジャーと白ひげも酒盛りするときに後に桜が描かれたので、ワノ国で酒盛りをしているロジャーたちとヒルルクが出会い、ヒルルクが海賊を敬愛するようになったとも考察できます。
つまりヒルルクが見た桜がワノ国で、その桜で国を治療しようとしたのだとすると、その後チョッパーが治療したチョッパー霧砲は、同じワノ国だと考察できます。そのためドラム王国でのヒルルクの奇跡の桜の伏線が、ワノ国でチョッパーにより回収されているとも考えられます。
チョッパーの魅力と考察や伏線のまとめ
トニートニー・チョッパーは綿あめが大好きなことで知られ、褒められると照れを隠せない愛すべきキャラクターだと分かりました。
また医者としての技術も高く戦闘能力も高いものの、海軍にはペットだと間違えられています。そしてチョッパーが食べた悪魔の実こそ、実は万能薬のキノコだった可能性も高いと言え、ナンバリングされる時期についてはチョッパーがルフィの不治の病を治したときだと考察できます。さらにチョッパーの食べた悪魔の実は、幻獣種だった可能性も高いです。
そして百獣海賊団との戦いで、チョッパーが作り出したチョッパー霧砲は、ヒルルクの奇跡の桜と似ていると考察でき、ヒルルクの見た桜はワノ国で見た可能性があるとも考えられます。つまりヒルルクとチョッパーの繋がりを、ワノ国で感じられると分かりました。
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