天才テニス少年である越前リョーマはテニスの名門である青春学園中等部へ入学し、前代未聞の1年生レギュラーになって、様々な試合でたくさん活躍をしていくお話です。
学生ならではの部活動や学校生活を過ごす一見普通のスポーツ漫画のように感じられますが、長年にかけて様々なメディアにもなり、人気が衰えることなく20年も愛されている理由はなんでしょうか?
今回はテニスの王子様が長年愛される理由を考察していきたいと思います。
目次
ただのスポーツ漫画ではない!
テニスの王子様は普通の学生が部活動で青春を過ごすただのスポーツ漫画ではありません。
少年漫画の定番だと、部活動をして試合して、練習して、、、それだけでは終わらないのがテニスの王子様です。
主人公である越前リョーマは天才と言われ、ほぼどんな相手にも勝利していきます。
ですが、部長である手塚に負けてからはいろいろと思うようになっていき、成長していくというストーリーはよくありがちな流れかもしれませんが、話を進むごとにキャラクター個々に必殺技を取得していき、新テニスの王子様になると宇宙を次元にした試合にも発展していくようにもなります。
まさにアクション漫画のよう!
そんなのテニスじゃないと思う人も多いかもしれませんが、次はどのような技を繰り広げてくれるのかな?とツッコミながら楽しんで読むことができるのも愛される理由の一つではないかと思います。
中でもテニスをしているのに、流血騒ぎや救急車に運ばれたりとなかなかクレイジーなことが起きるのは日常茶飯事になっていきます。
ラケットに穴が開いたり、プレイヤーが分身したり、消えたり。普通ではありえないことを平然としたようにやってのけるキャラクターたちにどんどんと愛着がわいていきます。
個性的すぎるキャラクターが多数!
テニスの王子様には多くのキャラクターが存在しますが、みんな個性が強すぎる!
主人公の越前リョーマがいる中学校だけでも、なかなか個性的なキャラクターが集まっていますが、中でも人気のあるキャラクターの一人「跡部景吾」は様々な伝説を持っていることで有名です。
跡部景吾は強豪中の一つで、全国大会の常連校である氷帝学園中等部のテニス部部長でありながらも、生徒会長、跡部財閥の御曹司と経歴がすごいキャラクターです。
もちろんテニスの実力は全国区で、キメ台詞は「俺様の美技に酔いな」となかなかの個性的な性格の持ち主。
テニスの王子様ではバレンタインになるとチョコレートをキャラクターに送ることができるのですが、跡部が登場してからは10年間ずっと首位を守ってきたようで、現在でもバレンタインになるとたくさんの贈り物が送られてくるようです。
森永製菓の「ダース」ともコラボして、チョコレートの展示を行ったり、テレビCMも放映したりと、一般企業からも注目をされているほどです。
さまざまな「伝説」が残っている!?
他にもキャラクターソングがオリコンウィークリーにランクインしたり、NHKで紹介されたりと様々な伝説が残っています。
「テニスの王子様」の全盛期だった頃から時間が経った今でも、歴史を刻んでいくことはなかなかできることではないと思います。
それほど多くの人から愛されているキャラクターだからこそ人気があるのですね。
様々なメディアで楽しむことができる!
テニスの王子様は漫画だけでなく、テレビアニメ、実写映画、ミュージカル、キャラクターソング、最近では3DCGでの劇場版アニメーションも放映されています。
どのメディアでも大変人気が出ており、特にミュージカルでは「テニミュ」と呼ばれ、何度も公演を行ってきている人気のある作品の一つです。
2.5次元ミュージカルの先駆けになった作品と言ってもいいぐらいで、テニミュでは忠実に再現されたキャラクターに前代未聞なテニスの試合、迫力のある舞台を楽しむことができ、DVDやBlu-ray、CDアルバムでも楽しむことができ、多くの人に愛されています。
テニミュに出演している俳優さんたちの中では、若手の登竜門ともいわれており、歴代キャストにも現在俳優としても人気のある斎藤工さんや城田優さん、瀬戸康さんなど、声優で活躍している増田俊樹さんやKENNさんなどと多くの実力者がキャスティングされてきました。
このように様々なジャンルでもメディア化されており、個々にお気に入りのメディアがあったり、興味がなくてもふれあうことがあり、作品に知っていくことができるきっかけが多くあるからこそ、テニスの王子様が多くの人に愛される理由の一つではないのかと思います。
長年愛される理由はたくさんあった!
今回の記事ではテニスの王子様が多くの人に愛される理由を考察してみました。
こちらの記事で紹介したように、面白おかしいようなストーリーやキャラクター、いろんなメディアとそれぞれにお気に入りや好きなところがあって、人気があるのだと思いますが、ファンを大切にしている原作者である許斐剛さんや様々なファンの皆さんがあってこそ、長い間にかけて連載されながらも、多くのメディアになるにはなのではないかと思います。
長い間にかけて連載されている漫画は他にも多くありますが、テニスの王子様のようにいろいろなニュースになりながらも、続いてきた漫画は少ないのではないでしょうか?
これから先もどのように話が進んでいくのか、新しい何かまた面白いことが起きないか楽しみですね。
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